『体が伝える秘密の言葉』

皆さんは、自分の体の声に耳を傾けていますか？
抱える病は人それぞれですが、それらにはすべて体からのメッセージが現れていると考えられます。そして、それらのほとんどが自信のマイナスな感情や、幼少期に築かれた大人たちからの言葉による悪影響が関係しているようです。今日は『体が伝える秘密の言葉』という本をもとに、“体が伝えるメッセージ”についてお伝えしたいと思います。

まず、著者が伝えたいとすることは以下のように書かれています。「偽りの人生を送るのはやめましょう。それは他人から強いられた人生です。自分を殺すのではなく、あなたを抹殺しようとしているものを追い払いましょう。体の内から発せられるメッセージに耳を傾けることが、自分の人生を救うことになるのですよ。」また、「自分の感情や体からのメッセージに注意を払わなければ、体はあなたが人生を楽しんでいないのだと受け止めます。そして、一刻も早くあなたをこの世から連れ去ろうとするでしょう。」とも述べられています。
では、病にはどんなメッセージが込められているのでしょうか。以下具体的な症状ごとにいくつか引用したいと思います。

・がん－限界を感じること。怒り。恐怖心。自制心を失ったような感覚。過去に受けた心の傷を引きずっている状態。力量不足だという思い。心が委縮して、内側から自分を攻撃すること。罪悪感、深い悲しみ、疑いが体を蝕んでいるような感覚。身構えしてしまい、リラックスして手放すことがどうしてもできない状態。能力以上の量をこなそうとして、たびたび自分を追い込むこと。人に気に入られようとして、いつも人の承認を求めること。（本書にはがんの箇所ごとにもメッセージが掲載されています）

・免疫系－不安。内なる葛藤。自分を疎かにすること。ストレス、プレッシャー。脅威。操られている感覚。油断。人にみすみす利用されてしまうこと。外の世界に気をとられすぎていること。ゆだねるのではなく、押し進めること。自分の品位を汚されているような気持ち。断り方が分からないこと。無視されている感覚、愛されていないという思い。「これには一体何の意味があるのだろう？」と物事の意義を問うこと。苦労しているのに欲しいものが得られないもどかしさ。自分に過度の負担をかけること。（ほとんどの病が免疫の低下、もしくは免疫の異常と考えられます）

その他にも、アレルギーや口内炎、腰痛や肥満から、インフルエンザやおたふく風邪などのウイルスによる一時的な感染にもそれぞれメッセージが込められていますので、興味のある方はぜひ一度読んでみてください。

最後に、本書に書かれていた言葉をいくつかご紹介したいと思います。
「体は私たちに与えられた贈り物です。」
「体は私たちの人生を映し出します。」
「最終目標は、人生を自分で癒すことです。」

体の声に耳を澄ますことで、より素早い治癒を自分に促し、問題が慢性化するのを防ぐことができる、とも述べられていました。日頃よりご自身の体の声に耳を澄ませ、深刻化する前から積極的に自分をいたわり、癒していくことで、楽しく幸せな毎日を過ごせるように心がけたいですね。

本書は当方免疫陶板浴にて貸し出ししておりますので、興味のある方はどうぞご一読ください。